言いたい放題
昨日の参院選に想う
昨日の参議院選挙の結果を見て、少し想うことがあった。結果は民主党の敗北で、民主党の単独過半数はおろか、連立与党でも関数割れとなった。
もう少し我慢してやりたいと思った。紛れもなく歴史に残る政権交代が実現してからまだ1年もたっていないのだから。
「なんとなくだめっぽいから」とか「消費税があがるととりあえず困るから」とか、心の浅いところから来る理由で、気まぐれに投票するのは、もういい加減やめにしよう。
ここ十数年の間に、かなり大きなパラダイムシフトが起こったことは間違いないのに、日本では、価値観の変化が、そよ風程度にしか起こらない。失われた20年は、もう戻らない。
民主党にしろ、自民党にしろ、みんなの党にしろ、とにかく誰かが日本をひとつにして、強引に引っ張っていかないと、本当に手遅れになる。
国難の時には、政治家に覚悟が必要なのことは言うまでもないが、それにもまして、一般庶民に覚悟と想像力が求めれれる。政治家が悪いのではない。国民一人一人が悪いのだ。
小泉純一郎があと4年、あの調子でやっていたら、少しはましだったかも知れない。ひとつの方向にもっと深く突き進んでいただろう、という意味において...
[2010/07/12]